化粧品成分講座

アルジルリンとは

美容治療として施術されるボトックス注射の代替成分として、美容先進国のスペインにて開発された有効成分です。
アルジルリンは、表情筋を緊張させて表情ジワを形成させる原因を作る神経伝達物質を効果的に低減することによって、表情ジワを大幅に改善させます。アルジルリン最大のメリットは、ボトックス注射のような副作用がないことです。
お肌に塗布するだけでボトックス注射なみの効果が期待できるため、「塗るボトックス」と称されることがあります。
下図は、アルジルリンをお肌に塗布した女性の表情ジワの凸凹深さを観察した結果です(肌の凸凹を直接観察できないため図はレプリカの写真です)。
アルジルリンの使用日数が長くなるとともに、表情ジワの凸凹深さが浅くなっていることがわかります。
塗るボトックス

リン酸型ビタミンC誘導体とは

抗酸化作用や美白作用、コラーゲンの生成促進作用、毛穴ひきしめ効果や皮脂分泌の抑制作用など、他の有効成分と比較してビタミンCの美容効果は群を抜いています。
リン酸型ビタミンC誘導体は、ビタミンCにリン酸基を結合させ、通常のビタミンCよりもお肌への浸透力を8~10倍もアップさせたパワーアップ版のビタミンCで、トラブル肌ケアを目的として医療機関でも処方されるほど、安全で安心、そして効果を兼ね備えた有効成分です。

 

アプレシエ(APPS)とは

抗酸化作用や美白作用、コラーゲンの生成促進作用、毛穴ひきしめ効果や皮脂分泌の抑制作用など、他の有効成分と比較してビタミンCの美容効果は群を抜いています。アプレシエは、ビタミンCにリン酸基とパルミチン酸を結合させることによって、通常のビタミンCよりも1000倍、リン酸型ビタミンCよりも100倍もお肌への浸透力をさせたパワーアップ版のビタミンCで、お肌の奥深く、真皮層まで浸透する最新のビタミンC成分として注目されています。

パルミチン酸レチノールとは

ターンオーバーを正常化してお肌のコンディションを整えたり、コラーゲン生成を促進したりする働きがあります。
パルミチン酸レチノールはビタミンAにパルミチン酸を結合させ、通常のビタミンAと比較してお肌への浸透力を格段にアップさせたパワーアップ版のビタミンAです。
パルミチン酸レチノールは、毛穴つまりの原因となる角層の厚化・硬化(角化異常)を治療する医薬品として使用されるほど、安全で安心、そして効果を兼ね備えた有効成分です。

グリコール酸(AHA)とは

ケミカルピーリング(医療機関で施術される美容治療の1つ)にも使用される有効成分で、古い角質を穏やかに取り除いて、ターンオーバーを促進する働きがあります。
このため、ニキビ原因である毛穴つまりや、ニキビ跡の色素沈着、シミやクスミの改善効果が期待できます。
加えて、グリコール酸には補助成分としての機能もあり、基礎化粧品に配合されるその他有効成分のお肌への浸透性を向上させます。

コエンザイムQ10(CoQ10)とは

補酵素としての機能と抗酸化作用という2つの働きがあります。
補酵素とは細胞を元気にする物質のことで、お肌の細胞を活性化するとともに、ターンオーバーを正常化する作用があります。
コエンザイムQ10をお肌に塗布し続けることによって、細胞が活性化されてシワの深さと広さが20%も減少したという実験データがあり、コエンザイムQ10の細胞活性化能力は特に強力であることを裏付けています。一方、コエンザイムQ10の抗酸化作用は、活性酸素を効果的に取り除いて肌トラブルを予防します。
ここで、紫外線やストレス等によって生じる活性酸素は、老化や色素沈着など、様々な肌トラブルの元凶とされる物質です。

ヒアルロン酸とは

お肌の真皮層に存在するゼリー状のムコ多糖類です。
保水力が極めて大きく、ヒアルロン酸それ自体の重量と比較して、200から600倍もの水分を貯蓄することが出来ます。
このためヒアルロン酸には、乾燥が原因のシワやお肌のハリ不足などを改善する効果があります。

白金ナノコロイドとは

白金(プラチナ)をナノサイズまで微細化することによって、白金が有する抗酸化力をさらに強力にパワーアップさせた成分です。
非常にたくさんの抗酸化成分が存在しますが、それらは多くの場合、体内にある7種類の活性酸素の内、特定の活性酸素にのみ作用するのに対し、白金ナノコロイドはすべての活性酸素を除去する作用を有します。
白金は食品添加物として利用されるほど安全性に優れる物質であるため、白金ナノコロイドも白金同様、安全性に優れるとされています。

ヘスペリジンとは

ポリフェノールであるビタミンPの一種です。毛細血管には、血液を閉じ込めて血流を維持する働きと、血液中の栄養素や酸素を血管外に染み出させる透過作用があります。毛細血管において透過作用が強くなり過ぎた場合、血流が滞ってしまうため目元にクマを生じさせる原因になります。一方、ヘスペリジンは、毛細血管における透過作用を抑制し、血流を高めることによってクマを改善する効果を発揮します。

カミツレエキスとは

菊科植物であるカミツレ花の抽出エキスです。抗アレルギー作用や炎症抑制作用、血行促進作用を有するカミツレエキスは、収斂、保湿、整肌を目的とした基礎化粧品に配合される他、敏感肌や肌荒れが激しいお肌等、肌トラブルにも好ましく適用されます。
また、カミツレエキス独特の香りには、ストレス解消やリラックス効果があるため、カミツレエキスは、マッサージオイルや入浴剤、アロマテラピー用のお茶としても利用されます。

ワイルドヤムエキスとは

ヤマイモ科植物であるワイルドヤムの抽出エキスです。
ワイルドヤムエキスは、若返りホルモンであるDHAEの合成前駆体であることから、ワイルドヤムエキスにはDHAEと同等の効果があります。なお、DHAEは、アメリカを中心に、老化によって生じるシワやシミ、たるみ、むくみ改善に効果を発揮するとされ、サプリメントや基礎化粧品成分として利用されています。

グリチルリチン酸とは

カンゾウの根から抽出されるグリチルリチンから得られる抗炎症・抗アレルギー成分で、炎症緩和や消炎効果、皮脂分泌の抑制効果等を発揮し、肌荒れやニキビの予防効果を期待できます。医薬品や食品の甘味料としても使用される極めて安全な有効成分です。

セラミドとは

セラミドは、角質細胞間脂質とも呼ばれ、角質層の細胞同士をつなぎとめている天然接着剤とも言える成分で、保湿成分の本命として注目されています。皮膚内からの水分蒸発を効果的に抑制する他、角質層の担うバリア機能を正常化して、お肌の抵抗力をアップします。
セラミドは、油溶性成分であることから、水主体の美容液に配合することはできません(クリームには配合できます)。
ジープラス化粧品では、セラミドを大豆ステロールと水添レシチン(大豆抽出の保湿成分)とともにリポソーム化(ナノカプセル化)することによって、美容液であるGFエッセンス100中に高濃度配合し、最適な保湿機能を発揮させることに成功しています。
下図は、GFエッセンス100に配合されるセラミドリポソームの電子顕微鏡写真です。
セラミドナノカプセル

天然保湿因子(NMF)とは

天然保湿因子は、お肌にもともと存在する保湿成分の総称で、ターンオーバーの過程で皮膚細胞によって生産される成分です。遊離アミノ酸やアミノ酸代謝物の水溶性タンパク質等、約20種類の成分(例えば、ピロリドンカルボン酸、乳酸、尿素等)から構成されており、ジープラス化粧品では、天然保湿因子を構成する各成分の配合比を、健康なお肌の中に存在する天然保湿因子と等しく調製しています。

ワイルドタイムエキスとは

ワイルドタイムエキスは、シソ科のイブキジャコウソウ(ハーブや生薬として利用される)の葉や茎から抽出される成分で、保湿や収斂、清浄作用等を示します。
また、ワイルドタイムエキスは、植物エキスの中でも最高峰のフィラグリン産生促効果をもっています。フィラグリンとは、天然保湿因子(NMF)の元になるタンパク質です。
皮膚中に含まれるフィラグリンを増やすことは、お肌に天然保湿因子を自力生産させ、肌本来の潤いを取り戻すことにつながると考えられています。

マヨナラ葉エキスとは

マヨナラ葉エキスは、シソ科のマジョラムから抽出される成分で、皮膚細胞に直接作用することで、ヒアルロン酸の産生を促進します。
ヒアルロン酸は高分子(サイズが大きい)であることから、基礎化粧品に配合してもお肌の深部に到達しないため、その効果は表面的な保湿のみに制限されてしまいます。一方、マヨナラ葉エキスでは、お肌の内部にてヒアルロン酸生成を促せるため、ヒアルロン酸本来の効果を最大限引き出せると考えられています。